皆さんこんにちは😃快護ラボ知技心です。
今日の県内は今年一番の暖かさだとか…お天気が今ひとつのようですが、この時期乾燥が強いので、程よい湿度が保てそうといったところですね😂
さて…年明け早々皆さんもご存じの通り、能登半島地震が発生しました。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。元日からずっと毎日、報道で被災地の厳しい現実が報道されています💦
デイステーションりんくすでも、これまで避難訓練の日には、毎回資料を用いて、災害時の避難行動についてご利用者と勉強会をしてきました。
今回まさにその地震が起こったことをきっかけに、さらにご利用者の皆さんと一緒に日頃からの備えをどうすればよいか?を含めもう一度見直せる機会と考え、先日勉強会を行いました。
今回の地震による建物崩壊の画像や、能登半島地震の全容をまず説明しました。
ご利用者の皆さんのなかには、南海地震を経験している方もいらっしゃるため、当時を思い出し、比較していた方もおられました。
次に、現在被災地での避難生活の中で、困っていることベスト5を紹介しました。やはり一番の課題は「トイレ」です。これまでの災害において、避難を強いられた方々が必ず挙げることです。
ひと通り状況を説明したあとは、地震が起こる=揺れが始まったら、まずは頭を保護する姿勢を皆さんと一緒にやってみました。腕が上がらないとこの姿勢はとれません💦
だからこそ毎回の滑車運動で、関節の可動域を保つことも生活動作を維持するだけでなく、命を守る行動につながることもお伝えしたことでした。
次に…一番の困り事となる簡易トイレの作り方を画像を用いて説明しました。30もしくは45㍑のゴミ袋や新聞紙、段ボールなどがいざという時にトイレとして使えることや、バケツなど、生活の中で身近にあるものを代用する工夫が求められることも説明しました。最後には、ご利用者のほとんどの方が服用している薬についても、お薬手帳をわかる場所に保管することや、出先でそのまま被災し、お薬手帳を手にすることが困難なことも想定し、受診のたびに最新のお薬手帳のページを携帯電話に画像保存しておくことも方法の一つだとお伝えしました。
災害時の基本はまず「自助」だと言われています。ライフラインに依存している私たちは、途絶えた時にどうなるか?どうするか?備えとして何が必要か?を再度見直す必要があると思います。私自身自宅に災害用バックはありますが、車で出かけることも多いため、以前から準備の必要性を感じながらも、後回しにしていました。今回の地震をふまえ、自家用車保管用のバックも今準備をしています。グッズを揃えるだけではなく、保管や交換のルール化も併せて「自助」にむけて行動することが被災地から学ぶということにつながると考えます。
知技心では、このように講師派遣だけでなく、介護福祉における専門性をご利用者に対しても還元していける場を今年も大事にしていきたいと考えています。それが「プロ」と関わることによる恩恵だと信じて…😄
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