認知症、独居の高齢者の支援の視点ってどこなんだろう?

こんにちは。ケアマネステーションりんくすです♪

寒波が来ていて、かなり寒い日々が続きましたね。

感染症なんかも流行っているようで、体調管理には十分注意しなければいけない季節となっております。

2月13日(金)に、令和7年度第4回アンビション社内研修を実施しました。

社内研修は、各部署が持ち回りで行うのですが、今回はケアマネステーションりんくすの当番となっています。

昨年度は『睡眠』についての研修を行いましたので、興味がある方はそちらもご覧くださいね。

今回の研修は『認知症独居の方の生活支援』についての事例検討を行いました。

写真左が事例提供者の谷内ケアマネ、右が進行の藤島主任ケアマネ

独居で認知症があって、地域で生活を継続しているケースって多いですよね?

今回は、ケアマネステーションりんくすの谷内ケアマネが事例提供者で、講師・進行を藤島主任ケアマネが務めて、各部署のスタッフが集まり、グループワーク形式で、『生活の課題』や『生活支援の視点』について、意見を出しあって共有しました。

1つ目のワークのテーマは『認知症があるAさんの生活場面で気になる点はどこか?このままにしておくと、どのような状態になるか?』について共有。

・金銭管理が困難になってくる。

・内服や貼り薬があるが、指示通りに服薬できているか分からない。

・火の不始末があるので、本人ができている調理が今後継続できなくなる。

・同じものを買ったり、古い物を食べていたり、買い物や食事が適切にできていないのではないか?

・転倒への不安から、閉じこもりがちになり、身体機能の低下や、認知症の進行が予測される。

・週に数回訪問している娘さんの介護負担が増大してくる。

・好きで行っている、プランターでの家庭菜園が続けられるようにしてあげたい。

・元々、人と関わる仕事をしていたので、人との交流を再開して、閉じこもらないようにしてあげたい。

などなど、いろいろの意見が出ました。

2つめのグループワークは、『Aさんに、今からできる支援にはどのようなものがあるか?』をテーマに検討。

・薬がヒートのままなので、一包化する。服薬カレンダーを使用する。家族、サービス事業所が連携して、確認をしていく。

・プランターでの野菜栽培では満足できないかもしれないので、ご本人が好きで行っている野菜の栽培ができる環境が整っているサービスへ繋げる。

・適切に買い物や食事が行えているかの確認、家族の介護負担軽減のために必要なサービスの導入を検討する。

・階段昇降ができなくなると在宅生活が困難となるため、環境を確認した上で、定期的に運動ができる支援について提案する。

などの意見が挙げられました。

独居で、認知症高齢者の支援のケースについては、初回の訪問の際には、生活実態がつかめないケースが多いと思います。

私たちケアマネジャーも、はじめての訪問のみでは分からないし、本人のところへ訪問している家族でも、実際、本人がどのように生活しているのか、掴めていないケースも多いですよね。

そういった不明確な部分を、専門職が入ることで、明確にしてアセスメントを行い、適切な支援へ繋げていくことが求められていると思います。

特に今回の事例検討では、本人の生活歴ややりたいこと、本人が今現在できていることに着目し、周りの都合で安易に本人の行動を制限せず、本人の強みを活かした支援はどうすればできるか?ということを意識して、意見が出せていたように感じました。

同じ事業所内で、一緒に仕事はすると思いますが、別の部署のスタッフや、多職種とゆっくり顔を突き合わせて、一つの事例に向かって意見を交換する機会ってなかなか無いと思うので、

他の人達がどのような視点で支援をしているかが気づける良い研修になったのではないでしょうか。

来年度もアンビションでは継続的に社内研修を実施して、サービスの質向上に努めていきますので、今後ともよろしくお願いします。

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