皆さんこんにちは🌞快護ラボ知技心です。今週に入り、めっきり朝夕はもちろん…日中の暑さも和らいできましたね☺️秋が来た…と実感しています。夏の暑さの疲れが出る時期…体調管理が大事ですね😅
さて…先日ケアマネステーションからもこのブログで報告がありましたが…
アンビション社内研修において「虐待防止」「身体拘束について」と題し、講義をいたしました。

法定研修のため、業務終了後にもかかわらず、たくさんの職員が参加してくれました。
まずは虐待防止についてです。虐待に関する介護保険制度上の法令関連や防止法、現状について説明しました。令和5年度の調査結果をもとに伝え、データから考えられる傾向などについてお話しました。虐待数としては、社会的な関心が高まったこと、通報制度への理解が高まったこともあります。しかしその裏には、介護職員や養護者の多忙さ困難さからくるストレス、不適切な知識等も挙げられ、この問題が複雑かつ何重構造によるものと考えられます。今回は、さらに高知県の対応状況にも触れ、その特性を説明しました。

次に身体拘束では、定義から始まり、法令関連、緊急・やむを得ない場合の3原則、近年介護現場で問題になっている不適切ケアについて紹介しました。

今回も3つのロックと言われるなかでも、スピーチロックに関する内容も伝えたことでした。介護現場で一番用いる言葉…「ちょっと待って」ですよね💦限られた設備、人員で、複数のご利用者の対応をするため、どうしても1日の中で「待つ」という行為は発生します。また生活の中でも当たり前に「待つ」という行為はでてきますよね💦ただ、相手が見通しが立てるよう「次にご案内できるまで待ってもらえますか」や、「5分したら、入れます」など、工夫した内容か…や、業務優先の「待って」の乱用になってやしないか?をお伝えしました。私も毎日現場にいますが、どうしてもタイミングの重なり…これは避けられません💦その時ご利用者がどのような言葉を用いると、分かりやすいか、納得できるか、嫌な思いをしないですむか、この言い回しなら障害特性上、すんなり理解しやすい等、ケアを提供する側もきちんとケアの戦略を立てないといけません…

ついつい忙しさ、業務本位って出てしまいがちですが、このように研修で考え方のすり合わせをすることで、組織として共通認識できたり、牽制にもなるかと思います。どこの事業所も人員に余裕がなく、いつも不安定さを抱えながら仕事をしていると思います。単発の疲労はやがて疲弊につながり、自制が効かず、つい虐待や拘束につながる言動を起こしがちです。
最後には風通しのよい職場風土の形成も話し、研修は終了となりました。今回は今後委員会で形を作ってもらえるきっかけになればと思い、社内の各部署で使える自己チェックリストも提案させていただきました。少しずつ少しずつ体制が整うよう微力ながら参画できればと思います。
早速先週は研修委員会が開催され、この研修のアンケート集計、今後につながる内容の検討もしてもらえたようです。
皆さんの事業所でもこの法定研修でもある「虐待防止・身体拘束」の実施はお済みですか?ぜひ快護ラボ知技心までご依頼くださいませ🤩
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