「気づかぬうちに虐待に?」社内研修で学んだこと

こんにちは♪ケアマネステーションりんくすです(^^♪

9月12日、アンビションでは「高齢者虐待防止と身体拘束・不適切ケア」についての社内研修を実施しました。

講師は、快護ラボ 知技心 室長・アドバイザー 山中由美子先生♪

アンビションの社内研修ではお馴染みですね(^^♪

今回の研修を通じて、虐待とは特別な場面で起こるものではなく、日常のちょっとした対応の中にも潜んでいることを改めて実感しました。

高齢者虐待には、身体的な暴力だけでなく、介護や世話の放棄、心理的虐待、経済的搾取、性的な虐待など幅広い行為が含まれます。

加害者は特別な存在ではなく、息子や夫、娘といった身近な家族に多いという統計も示されました。支援者として、利用者本人だけでなく、介護する家族の状況を理解し支えることも大切ですよね♪

また、身体拘束についても学びました。身体拘束は原則禁止であり、やむを得ない場合に限り「切迫性」「非代替性」「一時性」の3要件をすべて満たす必要があります。

身体拘束は身体機能の低下や認知症の周辺症状の悪化を招き、さらに拘束が増えるという悪循環を引き起こす危険があるため、避ける必要があります。

さらに、不適切ケアの例として「呼びかけに応じない」「トイレ介助を後回しにする」「子ども扱いするような言動」「命令口調で接する」といった行為も紹介されました。

人手不足なんかで、現場が忙しくなったりすると、気持ちに余裕がなくなって、こういった不適切ケアをしてしまうと、

虐待の意図がなくても、利用者に苦痛や屈辱を与える可能性も、大いにありますよね。

私たちケアマネジャーは、虐待の兆候を感じた場合、速やかに包括支援センターに通報する責務があります。

そして何より、虐待や不適切ケアを防ぐためには、職員の負担を軽減できる業務改善、研修による知識習得、高い倫理観、そして利用者一人ひとりの障害特性や背景の理解が欠かせないと強く感じました。

今回の研修を通じて「虐待をしない」の一歩先、「虐待を見抜き、予防する」姿勢を意識し続けることが重要だと学びました。今後も利用者とご家族に安心していただける支援を目指していきたいと考えています。

高知の介護のことはアンビションまで!居宅・ヘルパー・デイサービスがあります。講師派遣については、快護ラボ知技心まで。各種お気軽にご相談ください!


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