こんにちは!ケアマネステーションりんくすです♪
先日、令和4年度第2回目の株式会社アンビションの社内研修を開催しました。
テーマは「防災」
今回の記事は、お伝えしたいことも多いので、少し長めに書きますね♪
司会は、ヘルパーステーションりんくすサービス提供責任者の山本が行います♪
前半は、デイステーションりんくすの管理者山中より、アンビション内での災害対策委員会でのこれまでの活動報告!
防災と言っても、地震や火災、水害と言ったものに加えて、最近は感染症パンデミックも災害の一つと捉えるようになってきています。
アンビションでは感染対策委員会や災害対策委員会を組織して「BCP(事業継続計画)」策定に取り組んでいます♪
災害対策となると、災害が起きても被害が最小限に済むように対策することもありますが、BCP(事業継続計画)とは、災害が起きた後に、円滑に業務を再開、遂行するための行動指針を決めています。
特にアンビションの各事業所では、地震などが発災した場合、近隣のビルや小学校、中学校へ一時避難することを想定しています。
先日、避難先への挨拶などを行い、具体的にどういった環境なのかも確認してきています。
今後は、実際に避難場所までどのルートを移動してみて、どの程度時間がかかるか、環境面に危険な場所は無いかなどの検証も予定をしています♪
後半では、高知市防災対策部地域防災推進課の広松氏を招いて、「南海トラフ地震に備えて」というタイトルで講義いただきました。
高知市杉井流の本社(ヘルパーステーションりんくす、デイステーションりんくす、ケアマネステーションりんくすがあります)、大津のりんくすせかんどの実際の位置では、
南海トラフ地震が起きた場合、震度6~7の揺れが想定され、
津波浸水は1~5mとなっています。
そして、高知市街地は昭和の南海トラフ地震では1.2mの地盤沈降が起きたため、津波の被害による長期浸水が想定されます。
東日本大震災の津波の映像なども改めて確認して、津波の恐ろしさを再確認しました。
私たちの事業所まで、実際に津波が来るまでには60分程度の時間があると言われていますが、それらの時間も考慮しながら、どういった避難行動ができるかということを考えなくてはいけないですね。注※沿岸部はもっと早く津波が来ます。
また、デイ職員でも送迎中であったり、ケアマネ、ヘルパーは利用者宅を訪問していた場合、どこで被災するか分かりません。
常に日ごろの業務エリアの避難場所を確認しておくことは重要です♪
発災後の避難行動はもちろん大事ですが、家具の固定や避難する際に持ち出す非常持ち出し袋を準備しておくことも重要です!
また、高齢者はたくさんの薬を服用していたり、人によっては透析を行っている人もいると思いますが、被災後のお薬、透析の問題なんかも質問に上がりました。
家庭では1週間程度のお薬の予備をストックしておくこと、災害時にはお薬手帳があれば処方箋なしで薬局で処方してもらうことが例外的に認められる場合があるので、
お薬手帳は避難時にしっかり持ち出すことが重要と分かりました♪
また、透析については東日本大震災のケース報告がありました。 東日本大震災が発生したその日の夜9時時点で、宮城県内の53の透析施設は100%が停電し91%が断水したそうです。
翌日9時時点では使用可能病床は震災前の14%しか無かったようなので すが、自家発電で病院を稼働させ、災害を想定して都市ガスからプロパンガスへ切り替えるなどの対応をとっていて、震災当日からフル稼働で透析患者を対応した病院もあったようです。
透析患者カードというものがあるので、それもしっかり管理しておきましょう♪
以上、社内研修の報告記事となります。災害はいつ起きるか分かりませんから、想定されることに対して対策をする、備蓄品を準備するなど、まず自分を助ける「自助」を行い、そこから初めて他人を助ける行動がとれると思いますので、
アンビションではこれからも準備をしていきたいと思います♪
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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