皆さんこんにちは!ホームページ委員会です☆
しっとり汗ばむ気候になってきましたね💦
さぁさぁ職員インタビューも5人目となりました(*^^*)
5人目は、昨年アンビションが立ち上げた新事業【快護ラボ 知技心】室長
山中 由美子さんです(^^)/
知技心の立ち上げ以前から、研修講師の経験のある山中さん!!
アンビションの中では「 先生 」の愛称がつくほど!!
そんな山中さんに、知技心のこと・山中さんのことを沢山聞いていきましょう🌟
※山中さん=山) インタビュアー=イ)
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イ)質問①去年新事業として知技心を立ち上げた理由は何ですか?
山)もともと高知県介護福祉士会で一緒に活動していた森本社長が3年前、通所介護事業を立ち上げるにあたり、採用していただきました。
実はそれ以前から、森本社長といつか一緒に高知県の介護福祉士の質が向上できる教育や研修体制の仕組みを作れないかと話していたことです。
就職した時も、デイステーションりんくすが落ち着いた頃に立ち上げよう…と構想を描いていたことが今回実現しました。
ここで社長が登場です!
社長)知技心の構想は自分の中では5年以上前からあったけど、山中さんがいてくれてこそできる事業だと思って温めていたんです。
デイステーションりんくすを作る時に、山中室長も生活相談員としてオープニングスタッフに加わることになり、その時にとりあえずデイステーションが落ち着いたらと話していて、去年やっと実現できました!!!
イ)知技心という名前の由来は何ですか?
山)社長と一緒に悩みに悩んで決めました!!
社長)大事なことってなんやろうねって話になった時に【知識・技術・態度とか心】よねって話になって。「略したら知技心やね」って話になったんでしたよね!
イ)じゃぁ命名は社長ですか??
山)そうです!!心技体みたいやねって調べてみたら、知技心って言葉もあったんです。
社長)ただの知技心だけじゃちょっと物足らんねと思って、ラボ的な要素もあるってことで介護ラボ。
※ラボ=研究室
それと、アンビションが掲げている【介護から快護へ】というキャッチフレーズも活かして【快護ラボ 知技心】に決まったね☆
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イ)質問②事業開始1年目はコロナ禍での活動となりましたが、知技心にとってどんな1年でしたか?
山) まさかこんなにコロナが長引くとは思わず…せっかくパンフレットを作成してもらい、事業開始したにもかかわらず、思うように活動ができず正直はがゆい思いをしました。
社長とも話をして、焦らずまずは周知してもらうことを重視して、営業活動を行なった年でした。
そのような中、知技心の立ち上げ以前から研修依頼のあった高知県社会福祉協議会様からの研修依頼もありました。
県の感染ステージが非常事態になった時もありましたが、しっかりと体制や、環境も整っていたので、リモート研修に切り替えながら無事3回開催できたのは大きかったです!!
また、事業立ち上げ当初に足摺病院様から依頼を頂いておりました。コロナが落ち着いた頃にということでしたので、年度末の3月に開催できました。
新しくデイを統合して立ち上げるためのコンサル的な関わりで、稼働に向けて不安な点を1日かけて一緒に話をさせていただきました。
後は、社内研修もあるので知技心として自分の会社にも少しずつですが、貢献できているのかなと思っております!!
イ)足摺病院様はどこから知ってくれてたんですか?
山)高知県介護福祉士会から郵送してもらったアンビションのパンフレットで知ってくれたそうです。
ホームページもできる前だったので、本社のアドレスにメールをいただいていました。
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イ)質問③コロナ禍でオンライン研修がありましたが、対面でない研修のいいところ・難しかったところを教えて下さい。
山) まず自分が20年近く講師をやってきて、オンラインという形式が初めてで、受講生がいるのが当たり前の状況でやってきたので…実施前は不安しかなかったですね。
機械操作の部分での不安と、講義内容が伝わるのかという不安がありました。
講師あるあるとは思いますが、講義では話ながら受講生の反応を見て、臨機応変に講義内容の具体性を変化させているのですが、その反応が目の前で推し量れない環境にとまどいはありました。
イ)会場の空気が分かりにくいですよね?
山)そうなんです。
特に私の場合は、接遇マナーの研修も多いので…皆さんに実際やってもらって動いてなんぼ!受講生同士がお互いに確認しあうという所を大事にしていたので…
どうしようかなと思ったところはあったのですが、カメラワークなども打ち合わせができていたので割とスムーズに進めていけたと思います。
でもその一方でメリットにするならば、画面上に受講生が映るので意外と表情がわかることや、席に奥行がないため平等な距離で画面を通して反応が見れることですね。
逆に表情などは分かりやすかったと思います。
また自分自身を勇気づけてくれたのは、受講後のアンケートでした。
講義内容がしっかり伝わっていたのだと文字から見て取れたので、すごく安心しました。
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イ)質問④沢山の研修で講師経験のある山中さんですが、力を入れている研修内容は何ですか?
山) 色々ありますが、絞ると 「介護記録」 「介護技術」「接遇マナー」でしょうか。現場からのニーズも多いです。
イ)記録・技術・接遇マナーの3つが知技心としては力を入れている部分ですか?
山)そうですね、この3つ分かります?【知・技・心】になってます!
知識・技術・態度=心で3つの柱でもありますね(*^^*)
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イ)質問⑤知技心でのやりがいや心がけていることを聞かせてください。
山) 現場の実情を把握したうえで、具体的にわかりやすく内容を伝えるという感じでしょうか…伝えると伝わるは全く別物で…何年経っても難しいですね。
介護福祉士の養成校で勤務していた時代に研修で言われたのが、何度も指導しても伝わらなかった時、理解できないのを学生のせいにしてはならないという言葉が印象に残っています。
「何回言っても分からん」と相手のせいにしてしまいがちですが、講義にしても、いくら自分が良くできたと思った資料でも、「学生が理解ができなければ0点です」って言われたのが、印象に残ってます。
イ)どのくらい養成校で勤務していたんですか?
山)10年ですね。
イ)じゃぁ、福祉の世界に入ったのはいつ頃なんですか?
山)平成元年からなので…もう33年?ですね。教員時代と祖母の介護で現場から離れた時もあったので実務経験としては20年くらいです。
今から30年近く前ですが、介護福祉士を取ったばかりの時に訪問リハビリの研修に行かせてもらったんです。
その時の訪問先のご家族から「あなたの仕事は何?」って聞かれた時「介護福祉士です」と答えました。「それはいったいどんな仕事?」って初めて聞くみたいに言われて「何をするの?」「どんな仕事?」っていっぱい質問をいただいたんです。
その時に理学療法士の方に言われたのをすごく覚えていて「自分の資格を言ったときに3つ以上質問をされるのは、社会的に認められていない証拠。だから、自分の職種を言った時に質問が返って来ないように頑張れ」とエールをもらったのがすごく印象に残っています。
イ)今みたいに介護福祉士という国家資格が世間に浸透してなかったってことですか?
山)当時は看護師との違いが分からなかったりしたようです。
だからこそ介護と看護の違いは何ですか?と言われた時に答えられる自分でないといけないと思っています。
さぁここまでお話を伺ってきましたが、質問5つめで丁度折り返しです☆
内容が盛りだくさんなので少々長くなったインタビュー!!
5人目にして初の!!前編・後編の2部構成とさせていただきました(´艸`*)
続きは明日の記事をお楽しみに(・ω・)ノ
明日の後半では、山中さんのプライベートな一面も…(*’ω’*)💛