皆さんこんにちは!
いつもブログをご覧いただきありがとうございます^ ^
さて、以前インタビュー記事でご紹介しましたデイステーションりんくす所属、機能訓練指導員・理学療法士の金子真梧さんが4月末をもちまして退職いたしました。
約1年、デイステーションりんくすでご利用者のリハビリを頑張ってくれた金子さん(*^^*)
そこで今回は彼の今後について再度インタビュー🎤ということで色々聞いてみましたよ♪
それでは質問いきます♪
質問①:退職を決めた理由は?
*病院で長らく勤務していましたが、在宅に関わることができるデイサービスに勤めようと思い就職しました。この1年間で入院には至らないものの、健康状態や短期間で身体機能に変化があったご利用者がいました。その方々に対して十分に関わる事ができたのかと疑問に思うようになりました。そこでリハビリの方法や生活指導についてより専門的な知識やスキルを資格取得という形を通して学びたいと考え退職を決めました。
質問②:挑戦しようとしている資格について教えてください。
*サルコペニア・フレイル指導士と心不全療養指導士という資格です。まず、サルコペニア・フレイル指導士については、サルコペニアとは筋肉量が減少し、全身耐久性や筋力などの身体機能が低下している状態です。フレイルとは加齢に伴う身体の予備能力の低下、心身の活力が低下している状態を示しています。これらの状態に対して評価を行い、運動指導や生活指導の計画を立てる専門の資格になります。
次に心不全療養指導士とは、心不全の患者さんに対して療養指導を行い心不全による悪化・再入院の予防を行い生活のサポートを行う資格になります。これらの資格の取得のためには勉強会への出席や症例報告が必要となってきます。
質問③:デイサービスで1年間働いて学んだことは?
*デイサービスでは長期間関わる事ができ、ご利用者が生活を続けていく上で複数の専門的な職種と協力して情報交換や生活状況の確認、指導を行ってきました。また、担当者会の参加や日々のスタッフ同士の話し合いも行い、それを通じて生活に寄り添った考え方を学ぶ事ができました。何か課題があってもチームで取り組む大切さも改めて感じることができました。
質問④:忘れられないエピソードは?
*送迎から帰ってきた後、ご家族からご利用者が転倒し起こす事ができないため助けてほしいとの連絡を受けました。所長と一緒に自宅へ行き、幸い怪我はなかったので起こすことが出来ました。その後その場で転倒の原因を考え、環境の調節とご家族に転倒の予防方法と転倒後の起き上がり動作の指導を行い、転倒予防に向けて取り組めた事は今でも記憶に残っています。
また忘年会では、照明兼台座運び役を任されデイサービスのイベントのなんたるかを生活相談員の山中さんに学びました(笑)
質問⑤:デイサービスで仕事をする上で難しいと感じたことは?
*送迎もあり、はじめは機能訓練との時間の調整が難しいと思いました。次に、病院と環境が違う為、血液データや画像を通しての確認ができず、観察上での健康状態の把握と運動量の設定が難しいと思いました。
質問⑥:これからどうなっていきたいか。
*フレイル・サルコペニアが進行すると、転倒や活動量の低下が生じやすく、要介護状態につながる可能性が高くなります。将来的には生命予後、ADL低下の要因にもなるといわれているので、これらの問題に積極的に取り組み、対策を立てられるように地域医療・在宅生活のサポートができるように努力していこうと考えています。
そしてそして!ここでりんくすに来ていただいているご利用者に金子さんのことについて聞いてみましたよ♪
ご利用者Aさん: 本音を言うとショック。金子さんは自分に合うリハビリを考えてくれた。腰の痛みや足の痺れがあったけど、彼のアドバイスで良くなっていった。おしい人やけど若いき頑張ってほしいよ〜。もう1段、2段上がってできれば戻ってきてくれたら嬉しいね♪
ご利用者Bさん: 金子君には助けてもらった。来るのが楽しみになっていた。これからも頑張って!
応援のお言葉、ありがとうございました(*^^*)
そんな愛されキャラの金子さん^ ^
これからの活躍をりんくす職員一同応援してますよ〜!!
高知の介護のことはアンビションへ!
居宅・デイサービス・ヘルパーステーションがあります。
講師派遣については快護ラボ知技心まで。
各種お気軽にご相談ください!